
アロマテラピー教室『あろま道』で講師をしております天野葉子です。
私とアロマテラピーとの出会いをお話ししようと思います。
自分の心に負担をかけて過ごしていたOL時代。
ストレスに押しつぶされて、自分自信が嫌いになってしまった時期がありました。
「病は気から」という言葉がありますが、自分を愛することができなかった頃の私は自律神経が乱れ、ちょっとしたことで体調が悪くなる日々を過ごしました。
社会人失格だと思う気持ちで 更に自己嫌悪になる負のスパイラル。
世の中は不況で まさか職を手放すなんてあり得ないと思って過ごしていました。
そんな時に知人に教えてもらったのがアロマテラピーでした。
目の前に20本ぐらい並べられた精油の中から私が選んだのは ジュニパー。
一番好きな香りを手にとりました。
さっそく近くのお店でジュニパーを購入して毎日持ち歩きました。
会社に向かう為に乗る電車では度々具合が悪くなりましたが、そんな時にジュニパーの香りで深呼吸してみると不思議と心が少しだけ軽くなって 会社に向かうことができたのです。
そこには少し前向きな私がいました。
ジュニパーの香りで心を立て直して持ち堪えていたんですね。
自分は何の為に生きているんだろう。
お金や安定の為だけに時間を過ごして、この命が無くなる時に自分の人生はこれで良かったって思えるだろうか?
後悔しないだろうか?
前々から心にあった本音でしたが、ようやく本当の自分の気持ちに気づき 向き合えることができました。
それから私は変わりました。
精神安定剤をもらっていたのですが、精油の香りで必要ないと感じ医師と相談してやめることができました。
会社の休みを見つけては旅に出ました。
宮島 父島 屋久島 ブータン 富士山頂。
半年という短い期間でしたができるだけ自然に触れると自分の心がどんどん解放されていくのがわかります。
父島の野原に寝転がって見上げた空は幻想的で美しい三日月でした。
そんな美しい三日月をみていたら涙がポロポロと・・・。
“もう二度と心を縛って生きることはしない!”
そう誓いました。
香りが心と体に与える影響を実感した私は、ストレスから解放されたことにより自分自身を見つめなおし、新しい人生の目標を持つことができたのです。
良い香りで心が健康になれる・・・なんて素晴らしいことなんだろう!
ここで人生を仕切り直すなら「アロマテラピーを伝える仕事をしよう」、そう思い立ち 仕事を続けながらナード・アロマテラピー協会で本格的なアロマテラピーを学び、社会人学生として 東京福祉大学の心理学科で心について学びました。
ジュニパーを手にとってから2年後、ナード・アロマテラピー協会の認定校となり教室をオープンさせました。
教室の名前は『あろま道』です。
国立駅から歩いて5分の明るい陽射しが差し込む場所です。
“書やお茶を習うように 香りの習いごとがあったらいいな。”
“香りが人に与える影響をアロマテラピーを通して伝えたいな。”
精油の香りは、人に優しく時には驚くほど体に作用します。
『あろま道』は アロマテラピーがしっかりと身に付く場所。
体のこと、心のこと、そして精油のこと。
本物だけを“しっかり”と“楽しく”お伝えいたします。
皆様 お気軽に『あろま道』にお立ち寄りください。
アロマテラピーを通じて 様々な方々と出会えることを楽しみに、また 精油の素晴らしさを共有できたら幸せです。